理論的な知識は必要か
今日は私のメイン手技、関トレを他人に施すJTAフラッシュリプロ療法の第2期の講座にお手伝いに行ってきました。
今年は教育プログラムも変わり、第3回目になって本格的な理論の講義がありました。
昨年は、第1回目に理論と全身のトレーニング方法を教わりました。
ところが今年は第1回で非常に簡単な理論と下半身のトレーニングのみでした。
さて、こう聞くと、どちらが現場で結果を出せるでしょうか?
私は今年のプログラムを見た時に不安になりました。
しかし、蓋を開けてみると、第1回の講座直後から結果をバリバリ出される受講生がたくさんいました。昨年も第1回直後から結果を出されている方はいましたが、自分が患者さんなり他人に安定して結果が出せるようになったのは4回目以降位だったように思います。
そんな結果を出している受講生でも、今日理論を学んでいて、頭がグルグルしている様子がよく分かりました。
ある程度システム化されたやり方で結果が出ているうちは知識がなくても全く問題ありません。実際、現在の受講生でもほとんどのベテラン理学療法士より結果が出せると思います。
理論的な知識は無いよりはあった方がいいですが、結果が出せるかどうかには特別な場合を除いてあまり関係ないことは受講生の皆さんが証明してくれました。
逆に、とてももっともなことを言って治療を続けさせるのに結果が全然出ないという人から治療を受けている場合はご注意ください。
余談ですが、今日笹川先生はボソッと、
「以前よく2日で教えてたな」
と言っていました。
初期の頃は2日の合宿で全て詰め込んでいたそうです。