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コロナウイルス対策-免疫力を上げる、落とさない

世界的にコロナウイルスが猛威を振るい、日本でもかなり切迫した状態になりつつあります。

このウイルスの特徴からして、一度は感染しないと治まることはないような気がしますが、とにかくもらわない、うつさないこと、そして、感染したとしても死なない、重症化しないために免疫力をあげておく必要があります。

ウイルスに対抗するには、基本的に自己免疫で対抗するしかなく、それは基本的な生活にちょっと気を付けるだけでできることが多いです。逆に、「これが有効」などという特効薬的な情報にはデマが多いので、しっかりと情報を読み分ける力が必要です。

 

目次

免疫力を上げる、または下げないために

簡単なことですがなかなか難しかったり、見落とされていることを挙げていきます。

睡眠時間をしっかり取る

とても基本的なことですが、なかなか難しいものにこれがあります。
睡眠によって疲労を回復するだけでなく、免疫力も維持、向上します。
また、単純に時間を長くするだけでなく、毎日の生活リズムを一定にすることも重要です。
家事に追われる方はこの時期、いつも以上に難しくなっていると思われますが、何とか睡眠時間を確保できるようにしてください。
ゲームや動画などで夜更かしして、ふと外出した時に気付かずに感染していた、などということにならないように気を付けましょう。

適度な運動をしましょう

不要不急の外出自粛と言われると、ひたすら引きこもってしまいがちですが、こうなるとコロナ以外の病気にかかったり、精神的な不調を引き起こしたりする恐れも出てきます。
海外のような生活必需品の購入など以外は外出禁止、というのは行き過ぎと思いつつ、そこまで権力で規制しないと状況がコントロールできないと考えられるのでしょう。こうなる前に、適度な運動を継続しておく、自分にとっての適度とはどの程度の運動なのかをこの機会に知っておくと良いでしょう。ざっくりとした目安としては、「気持ちよさを感じる程度」の運動です。運動不足の解消にと普段運動していないのにいきなり走ってみたりとか、筋トレ始めてヘトヘトになるのは逆効果で、逆に免疫を下げてしまいます。「軽く汗をかくけれども息は切れない」と言うくらいが良いでしょう。

問題はこどもです。
こどもの適度な運動は大人とは違い、成長過程にある分、強度は強めになります。
しかし、免疫をあげるため、というのはこどもの運動動機としてはあまり強くない上に、ひとりで運動をするのはさらに難しく、かといって友だちと接して遊ばせるのは周りから批判されるでしょう。こういう時こそ運動のゲームなどを上手く利用する必要がありそうです。

次の項目にあるように、日光に当たることも重要なので、人と接触しない、手すりなどの物に触らない、という条件がクリアできるのであれば、外に出ることもとても良いと思います。

日光に当たりましょう

免疫力アップのために日光浴

何かと悪い面ばかり知らされている紫外線ですが、ビタミンDを体内で合成するのに必要です。また、ビタミンDは最近ホットな栄養素で、骨の形成以外にも免疫に深く関わっているということが報告されています。
これに関しては否定的な意見も述べられているものもありますが、恣意的に曲解しているようなものもあるので、興味のある方は両方勉強してみると良いでしょう。これに関してはビタミンDのサプリメントの話なので、日光とは少し違うかもしれません。
日光に関しては他にもさまざまな効用が言われていますので、ビタミンDのみでなく別の効果も期待できます。

写真は今日父に日光浴をさせてみた時のものです。
父は日中覚醒している時間が短く、このところデイケアに行っても運動もほとんどできていないようですが、今日は雲を通過しての日光にですが、当たりながら外を眺めて気持ち良さそうに過ごしていました。

あ、
ちなみに、曇りの方が紫外線が強い、というのは「デマ」です。
私は以前紫外線チェッカーで毎日UVA,UVBをチェックしていたことがあります。薄曇りどころか空の青が薄く感じる程度でも紫外線は両方かなり下がります。
ただ、全く雲の無い時よりも、雲はあるけれども日光を遮ってはいない、という状況であれば、紫外線が強くなることはあり得ます。それは、直射の紫外線に加え、雲に反射された紫外線がプラスされる可能性があるからです。ただ、これに関しても私の計測では数値が高くなった憶えはありません。

冷たいものを口にしないようにしましょう

冷たいものの飲食は免疫力を下げる、と言う説と、デマである、と言う説があります。
私としては真実であるという方が説得力があると思っています。というのも、否定派の説が意図的に論点をずらしているようなものが多いからです。
あと、温飲食は37度より低い温度はいくらか免疫力を低下させる、というところから体温よりも高い温度のものを推奨されているのですが、一部で有名な健康オタクが「お湯でウイルスを駆除できる」というようなことを書き、下のリンクにある坂井学医師がクレームを入れられたというお話を聞きました。恐らくTVで叩かれていたのはこういった誤解が拡散された結果だと思います。
有名な健康オタクの中には基本的なことを理解されていない方も少なくなく、一時Twitterで話題になった「塩化ナトリウムの入っていない塩」などということを書いてしまう人がいます。せっかく有用な情報であっても、誰かが誤解して伝えるとそれを元に揚げ足を取って来る連中がいます。自分がデマに騙されないためにも、言葉の定義はしっかりと調べておきましょう。「塩化ナトリウム」が食塩の主成分であることを知っていれば、「塩化ナトリウムの入っていない塩」などということをネット上で晒してしまうような恥ずかしいことはせずに済みます。

また、体温を上げるという意味においては、摂取時の温度だけでなく、食材によっても効果が変わってくるので、この辺りはご自分で調べてみてください。

楽観的に生きる

これは「コロナなんて知らねーよ」という態度で感染対策を取らないでいよう、ということではありません。
対策はしっかりと行いながら、気持ちは楽観的にいよう、ということです。
このところTVでは朝から晩までコロナの話題一色です。
危機の状況を知ることは必要ですが、一日中見ている必要はありません。そのほとんどが見ない方が良いような内容です。いくらか有用かもしれませんが、気分を落ち込ませるリスクと人生の貴重な時間を使っているという事実を考えると、見る価値がありますか?
感情と免疫に関しては、1951年に発刊された「生存の科学(原題:"Science of survival")」という本に記されています。これは医学書ではありませんが、近年この内容を裏付けるような研究がされたと聞きました。エビデンスレベルとしてはあまり高くない内容だと思いますが、風邪を引いた人と同じ部屋で過ごさせた人で、風邪を発症した人としていない人の違いを調べたという内容だったと思いますが、検索しても出てきませんでした。研究者は海外の方だったはずです。ご存知の方がいらしたら教えてください。で、結局陽気な人が発症率が明らかに低かったという結果になったとのことです。

感染したらどうしよう、というネガティブな思考ではなく、感染してもへっちゃらという心持ちでいること、行動としては布マスクを自作したり、上記のような健康向上策を実施したり、長期戦になるであろうこの自粛生活をいかに乗り切るかを考え、対策することがとても重要です。

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