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神経を改善させる3つの手技

ご無沙汰しております。

気付けば前回投稿しようとして下書きをしたのがほぼ1年前。

個人的なことですが、その後父が亡くなったりと色々有りまして、すっかり更新をサボってしまいました。

今回はそれは置いておいて、神経を改善させる手技について書きたいと思います。

まず、私は神経を改善させるという手技3つを習いました。その3つとは

小波津式神経筋無痛療法(ベーシック)

シナプス療法(認定試験☆付き合格)

神経整体(神経伝達促通療法)

です。

3つ習っていますが、現在私が使っているのは3つ目の神経整体です。

ここでは、それぞれについて書いていこうと思います。

目次

小波津式神経筋無痛療法

この3つの中では、これが一番古く、習った順番も最初です。
この技術は高い効果があると謳われており、施術時間もわずかで、決まった型を決まった時間保持するだけ、というものですが、決まった型に持って行くまでが難しく、同じように見えても「全くダメ」と言われました。何がダメで何が良いのか、結局セミナーの中で教えてもらうことはできませんでした。
当然ながら、受講当初からこの手技で結果を出せたことはほぼないです。
ただ、同じ受講生の中で結果を出している人は居たようです。
しかし、症例報告はほとんど挙がってこず、オンライン復習会で質問や症例を挙げる人はほぼ1人。かなりの人数が受講しているはずなのにあまりに不活発。
私が唯一良い結果を出せたのは、ベーシック受講の認定を受けるためにお願いした方に施術した時だけでした。やらせ、忖度一切無しです。
でも、それだけでした。
実際の顧客に使ったり、練習でやらせてもらった人で良い結果が出た人は他にはいませんでした。

どれほど素晴らしい手技であっても、実際に使えないと意味はありませんし、伝える能力という点で採点すると、このセミナーは過去に受けたセミナーの中でダントツ最下位です。

ちなみに、ここ数年で受けたセミナーでは、私は受講生の中ではかなり結果を出している方です。
よって、ここで更に上級のコースを受けたとしても、恐らく得られるものはほとんど無いだろうと思い、施術の中では一切使っておりません。

シナプス療法

これはそもそも、最後に出てくる神経整体のつもりで受講しました。
しかし、受講直前に名前をシナプス療法と変える、とアナウンスが有りました。
しかし、内容自体も最初の説明会で聞いた内容とは異なっており、それでも学びたいのでちょっと違和感を感じつつも契約してスタート。
これは小波津式とは違い、型を極めるというよりも、ある法則に従ってセッティングをし、必要な刺激を入れると反射が出て改善するというものでした。
つまり、初回は肩と股関節のやり方を学びましたが、その法則を適用すると、首や他の部位も改善することが出来、これが学びたかったものだと興奮しておりました。
ところが、他のクラスでは全く反射が出せない人がたくさん居たという話を聞いており、そこからやり方がどんどん変わって行きました。
で、なぜか開発者も田渕先生から小城博士ということになり、まあ、マーケティング戦略なのかなと甘く考えていました。

で、やり方はシンプルになりました。反射も、受講生同士ではとても出やすくなりました。しかし、これは手技が上達したのか、受講生の身体が反応しやすくなったのか、どちらかと言うと後者の方がより影響は大きかったと思います。と言うのも、受講生以外に新しいやり方をすると、以前よりも反射が出にくかったり、改善度合いが少なかったからです。
そのうちに、認定試験に向けての試験対策にセミナーの時間が費やされるようになり、その認定試験直前に、田渕先生が辞められるという事になりました。
そこから先はまた長くなるので、Facebookをご覧ください。友達にならなくても閲覧できるようにはなっております。

結局、全くの別物に

元は神経整体と思って受講したシナプス療法ですが、神経整体とは全くの別物になったので、それは開発者は小城博士で良いですが、田渕先生の神経整体を学ぶつもりで契約した私としては全く納得いかないので、色々もめましたが、無事退会できて今年から神経整体を学んでおります。

神経整体(神経伝達促通療法)

学びたいと興味を持ってから2年以上かけて、やっと学び始めることができました。
そして、シナプス療法と神経整体は似ているようで本当に違うものだということがよくわかります。
まず、シナプス療法は治療哲学をほとんど忘れてしまっています。技やパフォーマンスにフォーカスしてしまい、一見派手で、素早く改善しているように見えます。しかし、ここでテーマにしている「神経を改善させる手技」という点において、「本当に改善してるの?」という疑問が残ります。
受けていても、強烈な反射が出るので効いた感じはするのですが、ストレッチ感が強く、その効果の持続力も短いです。一時期Facebook上で飛び交いまくった「シナプスチャンピオンシップ」は、実のところ症例レースではなく、受講生同士でビフォーアフターの動画を撮り合いしていた、ほぼほぼ練習動画です。同じ人が次から次へとビフォーアフターの施術動画を撮影されているのです。私のグループではさすがに同じ部位は使えないでいましたが、上位のグループは同じ部位を全員の症例にしていたという話を聞いております。もはやただの動画テロですね。
そんな動画が撮れるということは、そもそもビフォーをいい加減に撮っているか、効果の持続が極めて短いかのどちらかです。
神経整体では、極力余計な刺激を入れず、相手の身体が治るためにはどういう刺激を欲しているのかを感じ取りながらその刺激を入れることで神経伝達を改善していきます。派手な反射やストレッチ感はむしろ余計な刺激の結果と捉えます。どういうことかわかりますね?

患者さんにしてみればそんなことどうでも良いけれど

多くの人は、ここまでの情報でこの題名のように思うかもしれません。
ただ、シナプス療法の受講生(やめさせてもらえないので神経整体と両方通ってるひとがいます)から聞いた話だと、セミナー中に施術で事故があったり、最近のやり方は痛くて行きたくない、と感じている人もいるようです。
受講生同士でこんな感覚を持たせているのに、患者さんに適切な刺激を入れることができるのか甚だ疑問です。
神経整体でも、刺激の入れ方や、「悪いのはこの部分や」という思い込みで刺激を入れると、相手を悪くしてしまうことも有り得ます。その危険性をしっかりと伝えられ、相手に心地よく改善してもらうのが神経整体です。

世の中には、強い刺激がないと納得しない人も多々いますので、そういう方はシナプス療法の方が好きな方もいるでしょうが、本当に神経を改善させたいので有れば、神経整体をお勧めします。

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